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あれから40年

皆さん、こんにちは。
今日は、ペンシルバニア州にある、周囲3マイルの島で起こった核事故からちょうど40年。その日に、僕はボストンにある小さなクールなクラブ「The Paradise」での初ギグの準備をしていた。

ライブでは、何ヶ月か前にリリースしたばかりのアルバム「As the Time Flies」からのものを用意していた。実際にアルバムレコーディングに参加した、Will Lee(ベース)、David Spinoza(ギター)、Gary Burke(ドラムス)とボストンで行動を共にしていた。ギグに向かう途中、核漏れのアクシデントの事を聞いて、これはもしかしたら自分のライブも破綻(メルトダウン)してしまうのかと不安になってしまった。ものすごい緊張感が走り、どうにかライブが成功するように祈った。

あんなに緊張していたのに、ピアノの前に座った途端、それはどこかへ行ってしまっていた。バンドのパフォーマンスといい、最高の夜だった。
僕のギグの一週間前には、当時まだ無名だったグループ、「The Police」が登場していて、面白い名前だと他のメンバーと笑っていたものだ。

3マイルの島での事故は、最悪には至らなかったものの、事故とそれが招いた僕自身のパニックになったあの感情は残った。2011年3月11日の地震による福島原発の事故の時も、その事を思い出した。情勢が目まぐるしく変化するほど、変わらないものがあるって不思議に思わないかい?
だって、人間はこういった出来事をとかく否定する傾向にあるけれど、自分達の健康がこれだけ脅かされているのに、どうしてそんなに受身になってしまうのかと思う。気候変動や地球の温暖化の問題だって、この瞬間も非常事態だと思っているのに、みんな小さな子どもみたいに、誰かが助けてくれるのを待っている。このまま40年間も待ち続けるつもりなのか。
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Author:frankwebermusic
米ニューヨークのピアニスト/シンガーソングライター、フランク・ウェバーのブログです。ジャパンオフィスのスタッフが、いろいろな情報をお届けします

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